こんにちは。
社会に出ると年齢ってあんまり関係ないんだなと思った筆者です。
もちろん。年齢が上の方を尊重するのは良いことです。
しかし、年齢が下の方でも立派な方がたくさんいます。
ですから、年齢に関わらず相手を尊重することが大事なのではないかと思うのです。
育ってきた時代・背景が違うのに年齢だけでマウントを取るのは違うんじゃないかなと思ってしまいます。
テクノロジーが普及してきて、昔に比べ外で遊ばないことも多くなりました。
だからと言って、年齢が下の人に外作業でそんな簡単なのもできないのかよみたいな態度を取るのは良くないのではないかと思います。
そんなこと言ったら、パソコンやスマホの簡単な作業ができなくて同じこと言われるだけですからね。
実際に年上の方にそんなことを言う人はいませんが、そう思われてても不思議ではありません。
ですから、年齢がどうとかではなく一人の人間として尊重して接していきたいですね。
ということで今回は、尾木ママが今後の教育についての方法を提案していたのでまとめてみました。
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尾木ママが習得主義教育を提案!
尾木ママが今後の教育について「9月新学期」体制を提案しています。
それを実現するために「習得主義」に転換するのが良いのではないかと述べています。
それがこちらのコメントです。
文部科学省は、休校措置が解除されたら、夏休みの短縮、土曜授業、修学旅行や文化祭などの行事のカットで授業をする方針です。丁寧な教え方ができなくなる可能性があり、その結果、ついていけなくなって不登校になる子どもが増えるかもしれません。先生のほうも、「やってられない」と辞めていく人が出るかもしれません。これでは日本の教育は崩壊してしまいます。
これらの問題を解決するのが、「9月新学期」体制だと考えます。これなら、新学期がスタートするまで時間に余裕があるので、子どもたちはあせることなく学習できます。行事もなくさなくて済みますし、海外では秋入学制度の学校が多いので留学や教員の招聘、就職などにおいてやりとりがしやすくなり、本当のグローバル化を進めることもできます。
いろんな課題があることは承知していますが、その壁を乗り越えるヒントや方法は世界にも、日本にもあります。日本の教育は「学年主義」「履修主義」でやってきました。それを個人の状況に合わせて学習を達成したかで判断する「習得主義」に転換すればいいのです。
例えば、小学校でも4年生を2回する留年をしてもいい。わかるまで学ぶ、深く理解する。そのためなら留年は恥ずかしいことではないのです。
たしかに、分からないまま学年が上がったところでついていけないだけですからね。
ただただ年齢と学年が上がるだけで、勉強は全然できないということになってしまう方もいます。
それなら理解してから更に上の勉強をする方がいいように思います。
問題があるとするならば、勉強至上主義になりそうなところですかね。
人間、学校の勉強ができないからといって、全部がダメなわけではないのです。
勉強はできないけれど、スポーツはめちゃくちゃできるとか、深い洞察力があるとか、勉強以外の能力が秀でている場合もあります。
そういった方も勉強ができなければ、留年なのでしょうかね?
そもそも勉強と学年を結びつけるという考え方を変える必要があるのかもしれませんね。
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イエナプランとは?
尾木ママは習得主義の方法の一つとして「イエナプラン」を提案しています。
習得主義の方法の一つが「イエナプラン」です。イエナプランとはオランダで発展した教育法で、異なる年齢の子どもが一つのクラスで学ぶもの。すでに日本にも3学年で一つのクラスを構成したり、6学年を一緒にして授業をしたりする学校が出始めています。
オランダにおけるイエナプランの特徴は、
教育関係者が独自の個別の状況に合わせて、自分自身で応用的に実践することを勧めるものである。
そのために、オランダ・イエナプラン教育協会では、独自に『イエナプランの20の原則』を考案、1991年の全国総会で文言を全会一致で承認、以後、オランダのすべてのイエナプラン校は、この「20の原則」を学校要覧に掲載し、生徒や保護者に明示して教育活動を展開することとなった。
イエナプラン教育の20の原則はこちらで見ることができます。
日本イエナプラン教育協会:http://study.japanjenaplan.org/?cid=2
イエナプランで学ぶことができることの一つを引用して紹介します。
人というものはお互いに異なっていますが、だからこそよいのです。違っていればお互いから学ぶことができるのですから。年齢や人生の経験の異なる人、異なる民族や文化、男と女、いろいろな宗教などの倫理観の違いなどなどから私たちは互いに学ぶことができます。
イエナプランスクールでは、性格、背景、能力においてとても大きな違いのある子どもたちがやってきます。そういう違いを無視するというのは不当なことでしょう。それは、平均とは異なる能力を持っているすべての子どもを犠牲にすることですし、力の足りない子どもたちは特別の援助を受けたり守られたりする権利を持っているはずです。ゆっくりとしたテンポで発達する子どももいれば、同じ年齢の子どもたちよりもたくさんのことができる子どももいるでしょう。
子どもたちはイエナプランスクールではお互いの違いに対してどう関わるかということを正しく平和な方法で教えられます。他の子どもに対する尊敬、生命に対する尊重の念は、イエナプランスクールの中で大切な価値を持っています。
詳しくはこちらから見ることができます。
日本イエナプラン教育協会:http://www.japanjenaplan.org/jenaplan/about-jena/
尾木ママが習得主義教育を提案!イエナプランとは?まとめ
ポイント
- 尾木ママが「9月新学期」体制とともに習得主義への転換を提案した
- 習得主義の方法の一つとしてオランダで発展した教育法の「イエナプラン」がある
- イエナプランとは、複数の年齢からなるクラスで社会性を学びやすい特徴がある
以上、尾木ママが習得主義教育を提案!イエナプランとは?についてまとめました。
変化するというのは、力を使うものなので難しいことですが、何がより良いかを判断して柔軟にいけたらいいですね。
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